7月19日(火)今日の学び
「べき」を守ることで、あるいは守らないことで具体的にどんなメリット、デメリットがあるのかを冷静に考えてみると、実は実態や根拠があいまいで、本質からずれていることも少なくありません。
『人生の「質」を上げる 孤独を楽しむ力』
著者:午堂登紀雄
本著に「そもそも常識とは、その他大勢の考え方や行動様式に過ぎない」という文があります。
国や地域、職場やその部署によっても常識が異なる場面に出くわすことがあります。
国によって、車の左側通行が右側通行であったり(ルール)、地域によって、エスカレーターで止まるのが左と右とで違う(ルール?)ように・・・
ルールで決められていることでは無いけど、なんとなくみんながやっている常識が存在します。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
なんていう言葉があるように、日本人は、その他大勢に属すると安心感を得ることができるようです。
けど、赤信号みんなで渡っても事故りますよね・・・
私は、この辺りが昔から納得いかず、「何故?」「何のために?」という疑問を常に持ってしまいます。
ルールであるなら、自分の意にそぐわないことでも「ルール」が根拠になるので、守ります。
しかし、なんとなくやっていることに従うことができません・・・
私はこれでいいと思っています。
その他大勢に属していれば、人間関係で摩擦も起きないのでしょうが、自分の心に嘘をついてまで生きようとは思わないからです。
本書から、自分の頭で考えて、本質や根拠を見つける生き方でいいのだと背中を押されたような気がします。
今日も、自分の人生を生きていこうと思います。
自分が信じる事の根拠を明確にしておくことが大切なんだな〜