『これからの時代のお金に強い人、弱い人』

これからの時代のお金に強い人、弱い人  著者:サチン・チョードリー

ロッキー

自分の座右の銘は「passion!」 情熱を持って生きることを人生のテーマにしています。そんな私にピッタリの本『これからの時代のお金に強い人、弱い人』が最高に心に響いたので紹介しますね。

成功者に共通していたこと

  お金持ちになった人、ビジネスで成功した人、幸せそうな人・・・。そうした人たちに、間違いなく共通していたことがあります。それは、「情熱を、パッションを持って生きている」ということでした。

「これからのお金に強い人、弱い人」

冒頭のこの文章で私の心は惹きつけられました。何故なら、自分が最も大切にして生きてきた「情熱を持つこと」が、成功者に共通することだったということを知ることができたからです。

自分は「音楽」が大好きで、今までたくさんの楽器にチャレンジしてきたし、これからも一つでも多くの楽器を弾けるようになりたいという野望を持っています。

この新しいことに挑戦することは、「音楽」の分野だけにとどまらず、「釣り」「読書」という自分の趣味をさらに広げることにも意欲を燃やしています。

挑戦する時に大切にしていることは、「自分の情熱に従うこと」です。最近「投資」というものを学び、興味を持ち始めました。そんなとき手に取ったこの本は、お金持ちになる人にも「情熱」が必要だということを教えてくれたのです。

それならば、情熱を持っている自分がやると決めた「投資」は必ず成功するはずだ!そう思いながら次を読み進めました。

お金に強くなれそうかどうかは、数分でわかる

  情熱、パッションがある人は、真剣に前を向いて、私の話を聞いています。目をキラキラさせて、時にはメモを取り、時にはうなずいている。

中学校の時、野球部の顧問の先生が常に言っていた言葉を思い出します。それは、「うまくなりたかったら、指導者の一番近くに来て話を聞きなさい」というものでした。

何かを学ぼうとする人は、「一言一句聞き逃さないぞ!」という熱意が目の奥に現れます。そういう人を前にすると、伝える側にも熱が入り、更に深い内容を伝えたくなります。

メモを取ったり、頷いたり、質問してきたりする人は、必ずその教えを吸収することができると思います。

学ぶ対象が、「野球」でも「音楽」でも「お金」でも、情熱を持って取り組む姿勢があれば、必ず人は成長できるのだと感じました。

自分の人生、運転士として生きるか?乗客として生きるか?

  電車の乗客として生きたいですか?電車の運転士として生きたいですか?

人生の主人公は自分です。今の自分は、過去の自分が歩く道を選択し、決断した結果です。

自分は、人任せに生きるのではなく、「自分が決めた人生を、自分で演じる」という生き方を目指しています。

そんな時、「電車の乗客として生きたいか?電車の運転士として生きたいか?」という問いに触れ、心から腑に落ちました。

自分で舵を取り、自分の意志で走るスピードを決定したり、止まる所を決定したりするということは、自分で人生をコントロールするということです。

決断して行動に移す。このエネルギーを生み出すものこそが「情熱」だと私は思います。

自分は人生の運転士になることを決め、全てのことを自分で決断し、豊かな人生を歩んでいこうと思います。

誰のためにお金を稼ぎたいか?

  誰かを幸せにすること、誰かを喜ばせることを考えるのは、とても大きなパワーを生み出します。愛する人たちのために、堂々とお金持ちになればいいのです。

自分以外の誰かのために行う行動にはパワーが生まれます。このことは、自己啓発の書籍などでよく言われていることです。

この考えが「お金」についても同じだということを知れた事が、新たな学びになりました。

お金について学び、知識を知恵に変えることができれば、自分以外の誰かを助けることができる力を手に入れることになるのですね。

お金を増やしたいと思う時、その目的をはっきりさせることがとっても重要になると思います。

私は、自分がお金持ちになることで、地域に音楽を楽しめる環境を作ることを目的としています。

自分も音楽を楽しみ、音楽が好きな人が気軽に集える場所を作るために、資産形成の勉強をしていこうと思います。

無駄な支出の現状を洗い出す

  毎月、何にいくら使っているのか?それをしっかり洗い出してみることです。そうすれば、必ず無駄な出費があることに気づけます。お金に強くなれた人は、そのことに気づけた人です。それが貯蓄につながっていくのです。

今まで、家計簿をつけたことがなく、支出を明確に把握していませんでした。固定費がどれくらいかかっているのかも知らなかった・・・

これではまずいと考え、最初に行ったのが「固定費の見直し」でした。

固定費には「携帯電話代」「光熱費」「保険」などがあります。まずは、携帯電話をソフトバンクからワイモバイルへ変更しました。電波が悪い時間帯があると聞いていましたが、変更後は通話ストレスも感じることなく、月7000円ほどを節約することができました。

光熱費も楽天ポイントがもらえるということで、楽天電気と楽天ガスに乗り換えました。ネット上で簡単に乗り換えることができ、手間もかからず乗り換えることができたことに驚きました。

家計簿をつけるために「Money Foward」というアプリを使うことにしました。このアプリは大変便利で、銀行口座や、クレジットカードと紐付けでき、支出と収入がこのアプリだけでわかるという優れものでした。

家計簿をつけていて気がついた「浪費」がありました。それは毎日コンビニで飲むコーヒーでした。1杯100円なので気楽に購入していましたが、今では業務用の大きなペットボトルコーヒーをタンブラーに入れ替えて飲むようにしています。

支出が目に見えることで、防げる無駄遣いがあることがわかりました。

スポーツでも仕事でも結果を出す人の共通点

  最初は誰でも、学びから入ります。そして、練習をしていく。経験を積み重ねていく。そうやってどんどんうまくなていくのです。ところが、どういうわけだか、お金については、その発想が抜け落ちてしまいます。何も学ぼうとせずに、できると思ってしまう。‘練習‘しなくても、いきなりできると勘違いしてしまう。

「お金」が特殊だと言える要因の一つに、「学校でお金のことを学んだことがない」ということが考えられるのではないでしょうか。

運動や音楽は、学校の授業で基礎を教えてもらいます。そこから、もっと学びたいと思った人が個人的に習いに行き、野球や楽器演奏のスキルを身につけていくのです。

しかし、お金に関しては、「基礎」すら教えてもらっていない現状があります。そんな人が、大人になってから株や不動産などを始めている。

このことは、自分も大きな危険を含んでいると思っているので、自分はお金の学校に入学して勉強を始めることにしました。

そこで学んだ内容は、自分の実践の中で気づいてことをまとめる形で、別の機会に発信していこうと思います。

今からお金について正しく学び、正しく使う方法を身につけていくと決めました。ここにも自分の情熱が燃え始めてきたことを強く感じています。

学ぶときに一番大切なこと

  自分とは違うやり方をしている人の話にも、素直にかつ謙虚に耳を傾けます。学ぼうとするのです。

自分が学んだことを行動に移すとき、とっても大切にしていることがあります。それは、「まずはアレンジせずにやってみる!」ということです。

自分がこの人だと決めた人に教えてもらったことは、まずはそのままやってみることを心がけています。

それは、自分が教える立場に立ったときに、教えたことを自分なりにアレンジしてうまくいかないと言っている人を見かけるからです。「そんなこと教えてないでしょ・・・」という気持ちになり、うまくいかなくて当然だと思ってしまいます。

だから、自分が学ぶ時には、教えてもらった通りに実践することを心掛けています。それが「素直・謙虚」と言えるかはわかりませんが、まずは教えてもらった通りやってみることが大切だと思います。

そして、うまくいったら次にやる時から自分なりのアレンジを加えていく。うまく行かなかったら、失敗の原因を検証して再度チャレンジしてみる。

こういった姿勢で学び続けることが、成功への近道だと自分では思っています。

自分よりポジティブなエネルギーを持つ人を探す

  ゴールを作ることより簡単なことは、少しでも高いレベルの人との付き合いを始めてしまうことでした。

「類は友を呼ぶ」という言葉があります。自分と似た考え方を持た人同士が引き寄せ合い、人間関係が作られていくのです。

そう考えると、自分が目指したいことを既に成し遂げている人の輪に入れてもらうことが、自分のレベルを上げる最も早い方法だと思います。

自分も趣味の「釣り」では、船釣りを始めたいと思った時に、すでに船釣りを楽しんでいる人の輪に入ることを選びました。

そのコミュニティーの中で、たくさんの情報を得ることができたし、船釣りのスキルも高めることができました。

今年は「イカ釣り」に挑戦すべく、そのコミュニティーにすでに参加しています。夏には初釣りに出かけるので、別の機会に報告させていただきます。

自分がやりたいことをやっている人、同じ夢を叶えている人との交流を積極的に行っていくことが、自己成長の秘訣だと思います。

お金持ちに学ぶ

  「この人がこうできるんだったら、きっと自分も同じようにできる。頑張ろう」というマインドセットになるのです。

自分はこのマインドセットを持っていると思う。常に、「できる気がする」という根拠のない自信がある。

誰かがやっていることなら、「当然自分にもできるから勉強しよう」と考えることができる。

さらに好きなことは、誰もやったことがないことに挑戦することだ。と言っても、自分が知らないだけで世界中の誰かがやっていることなんだろうけど・・・周りにやっている人がいないことといた方が正しい表現かもしれない。

「この人ができるなら、自分もできる」と考えられるマインドセットができない人の原因を、著者は「プライドが邪魔をする」「嫉妬心が邪魔をする」と表現しています。

自分にも「プライド」や「嫉妬心」はあるだろうから、挑戦する過程で、それが自分自身を邪魔しないように成長していきたい。

お金に弱い人ほど、ステップを踏まない

  お金持ちになるには、お金持ちになるにふさわしい準備をしっかりしたほうがいいということ。そのためにも、時間をかけて、ステップを踏んでいくことが大切なのです。

宝くじで高額当選した人は、高い確率で破産するという話をよく聞きます。

これは、金融リテラシーが無く、お金の正しい使い方を知らないときに、お金を湯水のごとく使ってしまうことが原因だと考えられています。

お金は、儲けることよりも、正しく使うことが大切だと思います。1億円儲けても2億円使ってしまったらお金はたまりません・・・

自分は今から資産形成を始めるので、まずは金融リテラシーを高めるために自己投資としてお金の勉強をしたいと思っています。

そして、正しい知識を得てから、お金持ちになるためのステップを1段づつ登っていこうと思っています。

まとめ

本当にたくさんのことを学ばせいただいた本著「これからの時代のお金に強い人、弱い人」に心から感謝しています。

何事に対しても情熱を持って取り組み、学ぶ姿勢を持ち続けることが、人生で最も大切なことだと再認識させてもらえました。

多くの方がこの本を読み、多くの気づきを得られることを願っています。