5月16日(月)今日の学び
300万の人は、「そもそもなぜそのルールがあるのか」という原点までは考えない。機械的に「ルールは守るべし」と思い込み、ルールを守ることが目的になってしまうから、融通が利かない。
『年収1億稼ぐ人、年収300万で終わる人』 著者:午堂 登紀雄
著者は「1億稼ぐ人は、ルールの本質は何かを考え、この場面ではルールの方おかしいんじゃないか?」というような考え方をすると述べています。
スポーツでのルールは、同じ条件で正々堂々と勝負するという観点から、必要不可欠だと思います。
しかし、会社内で作られたルールは、「見直す必要があるんじゃないかな〜」と感じることがあるのではないでしょうか?
ルールが決められた時の社会情勢や価値観と、今現在の価値観が変わってきている部分は大いにあると思います。
しかし、「ルールだから」と頑なにルールを守ることに固辞し、自分で本質を考えようとしない人が結構な数いるように思います。
これは、学校教育の負の遺産なのかもしれません・・・
昨今ブラック校則が見直され始めたことで、学校現場がいかに旧体質のままであるかが浮き彫りになったと思います。
決められたことを守ることは大切ですが、決められたルールの本質を自分で考えることはもっと大切なことだと思います。
自分の価値観でルールを破るのではなく、自分で考えた本質を示してルールを変更していくことが大切なのではないでしょうか。
これからの時代、正解がない問題がたくさん現れます。
物事の本質を見抜く力を磨きたいと強く思いました。
ルールの本質ってなんだろう・・・?