6月14日(火)今日の学び
あなたが今まで取り立てて才能を発揮してこなかったのは、あなたという種が平凡であったせいではなく、自分という種を最大限に成長させる育て方をしてこなかったからしかありません。
『手紙屋』 著者:喜多川泰
日本の学校教育は、種類の違う種(個人)を同じ鉢植え(クラス)で育てているようなものです。
種によって肥料や水の量が違うにも関わらず、みんな一律に教育されています。
たまたま自分に合った肥料をもらった種はスクスクと成長するでしょうが、合わない肥料をもらった種は伸び悩むでしょう。
伸び悩んだ種(個人)は、周りとの差に自信をなくし、自分を悲観的に捉えてしまうのかもしれません。
しかし、よくみてみると「運動」では伸びている、「音楽」では伸びている、「社会」では伸びている・・・など、どこかの分野では伸びが早い自分を発見できるのではないでしょうか。
これは何も学校の中だけに限った考え方ではないと思います。
社会人になっても、同じように「会社」という鉢植えの中で懸命に自分の花を咲かそうとするでしょう。
しかし、義務教育と違うのは、水を与えられるのではなく、自分で水をやるという意識に変わらなければならないという事だと思います。
この意識を持たないまま社会人になると、受け身の姿勢が抜けずに伸び悩むでしょう。
義務教育で伸びた分野にワクワク感を持つことができるならば、その分野に集中して肥料を与えてみる。
社会に出てから自分が持つべき意識に気づかせてもらえました。
自分で「肥料」や「水の量」を選ぶことが大切なんだな〜