5月17日(火)今日の学び
「正解主義」と同樣、官僚制や大きな組織にありがちな悪しき習慣は、「前例主義」と「事なかれ主義」です。この三位一体の風土がはびこっている組織は、これから腐敗が進んでいくでしょう。
『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』 著者:藤原和博
著者の藤原さんは、義務教育初の民間校長として中学校の校長になった人物です。
その方が、「正解主義」という教育の現場で児童・生徒に刷り込まれている考えは、由々しき問題だと述べています。
この本には、800名の被災者が避難している避難所に、700個のロールケーキが支援物資として届いた時の、教頭先生の対応に触れています。
ぜひ読んでみてください。対応のバカさ加減に呆れてしまいます。
私はこの対応から「正解主義」の恐ろしさを考えさせられました。
今の時代は、目まぐるしく変化しています。
その変化に対応できる「判断力」こそが、生きる力になるのではないかと思います。
しかし、学校は「テスト」という「正解」を導くことを教えています。
これは、入学試験の方法が変わらない限り、変わることがないように思います。
しかし、正解だけを探し求める教育で、これからの時代を生きていける人を育てられるのか?
これからの日本に不安を持つ学びとなりました。
今からの時代は「正解」ではなく「納得解」を導く時代か〜・・・なっとく!