4月13日(水)今日の学び
師匠の言動には、まず素直に従ってみることでしょう。勧められた本は欠かさず読み、実行してみることです。最初は受け身で構いません。師匠の言ったことをすでに知っていたり、自分の考えとは違うと思っても、ただ一方的に受け入れてみるのです。
『一生モノの勉強法』 著者:鎌田 浩毅
著者は、「師に恵まれることは、この上ない人生の幸せの一つです」と述べています。
私も師匠を持つことで人生を豊かにしている一人なので、大変共感できました。
自分が成し遂げたいことをすでに成し遂げている人を見つけ、その人に教えを請うためにお近づきになる。
ここには一歩を踏み出す勇気が必要ではありますが、この一歩が人生を大きく左右する一歩となると思います。
「この人だ!」と思う人を見つけたら、その人の話を聞きに行く。
そこで質問する。さらに飲食を共にできるチャンスは何が何でもゲットする。
一つ一つ段階を踏んで近づいていくことで、少しづつその人の空気感を感じられるようになります。
まるで異なるラジオのチャンネルを聴くように、自分とは考え方の違う周波数で流れている情報に触れることができるようになるのです。
これが師匠を持つことの大きなメリットです。
その人が何を見て、何を感じているから、自分が憧れる人生を送っているのかを知ることができます。
これが大変貴重な経験となります。
師匠を見つけたら「自分の考えと違っても、全てを受け入れる」ということが秘訣だと思っています。
師匠を見つけるまでは、自分の意見と違う人は候補から外れていくでしょう。
しかし、一度「この人から学ぼう」と決めたら、その人の考え方を全て受け入れてみることが大切です。
ここで、自分のオリジナルを少しでも出してしまうと、それはもう師匠の考えではないのですから・・・
いつまでも受け身でいていいのではなく、10年学び、自分の形が確立され始めた時に、自分のオリジナルを出していくことが大切になると思います。
「守・破・離」の段階を守り、まずは全てを受け入れられる師匠を見つけることが、人生を幸せにする方法だと思いました。
師匠と呼べる人を見つけられると、飛躍的に成長できますよね