4月18日(月)今日の学び
300万の人は、「そもそもなぜそのルールがあるのか」という原点までは考えない。機械的に「ルールは守るべし」と思い込み、ルールを守ることが目的になってしまうから、融通が効かない。
『年収1億稼ぐ人、年収300万で終わる人』 著者:午堂 登紀雄
4月は職場を転勤したり、新しい環境で働く人が多くなる時期です。
この時、その職場におけるルールに疑問を感じたり、違和感を感じる人は少なくないのではないでしょうか?
社会人1年目の人は、比べる対象がないために素直に受け入れることができるでしょうが、転勤等で会社を代わる人は、そこでのルールに少なからず戸惑いを覚えることと思います。
自分も新しい環境に戸惑った一人でした。
「何故これをやってるんだろう?」「なんのためにやってるんだろう?」と気になることが多くありました。
気になることを聞いてみても「ルールなんです」という言葉が返ってくるだけでした。
ルールを守ることは大切です。
そのこと自体を否定するつもりはありませんが、なぜそのルールが必要なのかを丁寧に説明することはもっと大切なことだと思います。
長年その会社に勤めていると、階段の隅に蜘蛛の巣がはっていても気付きませんが、外から来た人はその蜘蛛の巣が気になります。
しかし、その人も長年その環境に身を置くことで、蜘蛛の巣が気にならなくなってしまいます。
これは例え話ですが、新しく入ってきた人の違和感にこそ、今の会社の問題点が潜んでいると思います。
それが問題点でないのであれば、丁寧に説明することで、違和感を解消して納得してもらうことができるのではないでしょうか。
この時期は、今までの「当たり前」にメスを入れ、よりグレードアップできるチャンスの時期だと思います。
私は「勇気を持って意見を言う」ことと、「新しい意見に耳を傾ける」ことのどちらも実行し、より物事の本質を考えられる人間に成長したいと強く感じました。
物事の「本質」を考えることが大切ですよね。