9月11日(日)今日の学び
ただ単に生きて収容所を出たいと思っていた人たち(生存欲求型)はみんな亡くなってしまいました。一方で生き残ったのは「目的欲求を捨てない人たち」だったのです。
『なぜかうまくいく人のすごい無意識』
著者;梯谷 幸司
ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」を読んでからウィーンを旅したのが4年前になります。
フランクルの家を訪ねた時、2階の資料館が日本人学校の授業のために貸切となっており、中に入ることができませんでした。
がっかりして家の前で写真だけ撮って帰ろうとしたその時、老婆が家から出てきました。
なんとその老婆が、フランクルの奥さんであり、日本から来たことを話すと、家の中に入れてくれました。
一般には入ることができないところに入らせてもらい、フランクルの書斎までを見せてもらえたことは、大変貴重な経験となりました。
ナチスの強制収容所を生き延び、生きることについて独自の崇高な思想が書かれた「夜と霧」は必読書だと思います。
生きるためには「目的欲求」が必要な力だということがわかります。
私ももう一度フランクルについて学び直そうと思いました。


ヴィクトール・フランクルの生き方をもっと学びたいな〜