6月2日(木)今日の学び
自分がどういう生き方をするか決める。それに応じてまったく同じ出来事が壁にもなり、なんの障害でもない暖簾のようなものにもなる。場合によっては楽しみにだってなる。目標をもつから壁が現れるのです。
「手紙屋」 著者:喜多川 秦
夢を持ち、叶えるための目標を決めた途端、「あれもしなくちゃ・・・あれどうなってる?どうやってやるんだろう?」などの思いが、頭をものすごいスピードで駆け回った経験を持つ人は少なくないのではないでしょうか?
このような問題(壁)はどのように生まれるのか考えてみました。
例えば「どこか遠くへ行きたいな・・・」という思いを持ったとします。
しかし、「遠くへ行きたいな〜」という思いだけでは、特に壁を感じることなく(暖簾)、楽しく思いを膨らますことができるでしょう。
では、思いを行動に移す過程で、どのように問題(壁)が発生していくのでしょうか?
「どこか遠くへ行きたいな〜」から始まり、「新宿に行く」でもなく、「新宿に新しくできたカフェに行く」でもなく、「新宿のカフェで期間限定のチョコケーキを食べる」でもなく、「○月○日の午後、○○さんと新宿のカフェで期間限定のチョコケーキを食べる」のように、どんどん具体的な計画を立てていくことで、初めて実現します。
その間に、「新宿までの交通費はどうする?バイト増やさないと・・・」「あの期間限定のチョコケーキはいつまでやってる?それなら仕事との折り合いをつけないと・・・」「あの子の予定空いてるかな?あの子と行くためには時間調整しないと・・・」などの問題(壁)が生まれてきます。
つまり、自分が果たしたい行動を明確に深掘りしていく過程で、問題(壁)が生まれてくるのだと思います。
このような日常の一コマでも、小さな壁が現れてくるのです。
しかし、思っているだけでは壁が現れることはないでしょう。
壁が現れるということは、自分がよりよく生きていこうと考えている証拠なのです。
問題や壁が現れるということは、自分が前に進んでいるということなのかもしれません。
壁が現れたらガッツポーズですね!!
目の前に現れた壁を一つづつ真心持って乗り越えていった先に、自分だけの道が続いているのではないでしょうか。
今日も一日楽しみましょう!
「壁」になるか「暖簾」になるかは、自分の生き方で決まるんだな